対面スタイルで開催しているDIY講座のなかで人気が高いのが、電動工具の使い方を学ぶコース。たっぷり4時間の少人数制でやっているのがよいのか、7月も定員が埋まっての開催となりました(パチパチパチパチ)。
今回は基本コースと中級コースを同時開催です。
基本講座では「切る」「つなぐ」の工程に必要な丸ノコ、ジグソー、ドリルドライバーを扱って、基本操作の習得から作品づくりまでを行います。最初に操作方法の説明を受けた後は、さっそく工具を使った実践練習。ガイド定規を使っての直線カットやフリーハンドでの曲線カットにトライします。初めて扱う電動工具は恐かったり、難しかったり、はじめからきれいな切り口にはなりませんが、「習うより慣れろ」の方針で何度も繰り返しながら感覚をつかんでもらいました。
それぞれ要領をつかんだところで、講座のメインイベントであるボックス作りに挑戦します。ストロングスタイル(?)を方針としているので、あらかじめカットした材料が用意されているなんてことはありません。初心者にも実際の作品づくりと同じように、木材を寸法通りにカットして組み立てる全工程を、覚えたての電動工具を駆使してやってもらいます。
いざ作品作りとなると練習のときとは勝手が違って、短くなったり曲がったりと小さいミスはありましたが、自分で手を動かしてモノを作っていると、あまり細かいことは気にならないんですよね。木の粉なども気にしないで、夢中になって完成させてくれました。
中級講座の方も、同じように練習→製作の即実践スタイルで、トリマー、スライド丸のこ、ビスケットジョインターを使って作品づくりをしていきます。やはり経験者は初めて扱う工具でも、コツをつかむのが早いですね。飾り加工を施したきれいなピクチャーフレームを作り上げました。
休憩をとるのも忘れて電動工具を使い続けた4時間。この達成感と自信が、DIYライフにつながってくれるとうれしいですね。